サニーレタス
2023/02/07
品種情報
(情報元)野口種苗研究所
特徴
生育が早く、つくりやすい。葉は緑色に赤紫色が混り外観美しい。葉は肉厚のチリメン状。軽い感じの食味で人気があります。栽培も容易で種まき後約60日で収穫できるので、家庭菜園に最適です。フワッフワッとした感じの食感。サラダのほか、肉を包んで食べても美味しい。
キク科アキノノゲシ属
播種期 | 春まき、秋まきどちらでもよく生育します。 |
発芽適温 | 15~20℃、最低温度4℃、上限25℃(25℃以上になると休眠に入る) |
生育適温 | 18~23℃前後 |
播種法 | レタスのタネは高温期は二次休眠に入り、発芽しないことがあるので、冷蔵庫で1~2週間低温保存してから蒔くとよい。種が細かいので浅箱に薄まきし苗を育てる。移植は容易。 |
覆土 | 好光性種子のため覆土は浅めが良い。細かいので覆土せず、土とよく馴染むよう押える程度。発芽まで乾かさない。 |
種子寿命 | 冷暗所に保存しておけば4、5年保つ。 |
休眠 | 種子は高温下では休眠する。(冷蔵処理で休眠打破できる) |
種子保存法 | 乾燥した冷暗所で保存する。 |
栽培法
生育して本葉が5~6枚の頃30cm位の間隔に定植します。直播の場合は間引きを行い、本葉5~6枚の頃までに30cm位の株間とします。生育期間が長くなると、苦味がでることがあります。
採種法
長日植物。高温長日条件によって花芽分化、抽苔が進む。レタスの仲間は自家受粉性なので、交雑の心配はほとんどない。開花後、タンポポと同じように綿毛が出てある程度枯れかかったら刈り取り、防虫網などに包み風通しの良い軒下で乾燥させる。よく乾燥したら揉みほぐして種子を取り出し、風選して夾雑物を飛ばす。
さあ、やってみよう!
2017年秋、最初の年に栽培できたサニーレタス。
ほっといたらどうなるのか様子を見てみました。
これでタネの心配はなし!2023年現在もこのタネでバッチリです。
毎年9月上旬にセルトレイに種蒔き。
レタスの種蒔きはちょっとコツがいります。
好光性種子なので覆土せず、しかも発芽まで土を乾かさない。これが意外と難題。
しかも風で吹き飛びそうな軽いタネは、水をかけると流れていきます。
なので、最初にたっぷり水をあげてタネを蒔いた後は、霧吹きを使ってせっせと水分補給します。
レタスのある食卓ってやっぱりいいですね。
風や雪に弱いので、うまくトンネル等を使って、もう少し長期間収穫できるようにするのが目下の課題です。