アウトドアエンターテインメント

キャベツとレタスを混植してみました

2020/11/02
 
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 コンパニオンプランツ

多少葉っぱを虫さんに食べられても平気な果菜類・根菜類と違い、葉っぱそのものが売りの葉物野菜は、無農薬だとやっぱり大変なのかしら?

でもやっぱり、皮を剥いたりしない葉物野菜こそ無農薬でしょ!

更に、葉っぱに溜まる硝酸態窒素のことを考えると、葉物野菜こそ無肥料でしょ!

ズバリ葉物野菜こそ自然栽培の真骨頂であり、使命だと言っても過言ではないのです!

という訳で、葉物野菜の代表格であるキャベツとレタスに挑戦してみました。


なぜにセットでご紹介するかと言うと、「コンパニオンプランツ」として有名だからです。

コンパニオンプランツとは、様々な形でお互いが支え合ったり助け合ったりする効果があると言われる「共栄作物」のことです。

有吉佐和子さんが名著『複合汚染』の中で「仲よし」という素敵な表現をされていますが、「仲よし」って絶妙な表現で大好きです。

仲よしの組合せがあるってことは「仲すこぶるワロシ」の組合せも当然あります。

キャベツ(アブラナ科)とレタスの組合せは有名で、ざっくり言うとキャベツ好きの虫はレタスが嫌いで、レタス好きの虫はキャベツが嫌いなんだそうです。

 

 播種→定植

キャベツ播種

サニーレタス播種

9月中旬に種蒔き。

キャベツは発芽に光が要らない「嫌光性種子」

綿棒でポコポコと穴をあけ、ピンセットでホールイン!一個一個指でつまんで覆土。

 

レタスは発芽に光が必要な「好光性種子」

しかも種蒔き前に、水分を与えて低温にて休眠打破する必要があるのでひと工夫。

濡らしたティッシュに包んで冷蔵庫で一泊

ところがどっこい!

ちっちゃいし軽いし、しかも濡れてるのでピンセットからなかなか離れてくれず一苦労。

なんとか蒔き終えましたが、根っこが土に入るまで水やりは厳禁!

ちっちゃいし軽いし覆土もしないので流されてしまいます。

あらかじめ水やりした土に種を落とし、乾燥させず、しかも光を遮らない。そんな対応が必要です。

20日目のキャベツ

20日目のサニーレタス

順調順調… に見えて実はピンチ。

悩みは育苗用の土!

これ実は100%畑の土=トラクターで砕いただけの粘土。

結果、水やりの後乾燥した半分以上のマスは粘土の塊に戻ってしまい、苗も力尽きてしまいました。

キャベツ

サニーレタス

そんな環境にもめげず頑張ってくれた苗さんたち。そのまま畑に植えちゃいます。

キャベツとレタス混植

不織布でトンネル掛け

種蒔いてからここまで約一ヶ月。

考えてみたら既に11月前。これから更に寒くなります。そりゃ虫さんも冬眠します。

そんな訳で虫さんの被害はないのですが、風は強いし天気悪いし。

トンネルが頑張ってくれたおかげで順調に成長してくれてます。

11月17日

 

 その後のサニーレタス

サニーレタスは12月には収穫できるようになりました。

葉っぱ採っても採っても後から後から生えてきます。スゲー…。

3月になってもこんな感じ

だんだん苦味が増してきたので、後はほっといて観察。

4月17日

サニーレタスが結球!?

どうやら「とう立ち」のサインのようです。

世代を繋ごうとする本能ですね。

6月4日

7月10日

8月12日

ちょうど1年かけたサニーレタスの旅でした。

 

 その後のキャベツ

今回の「富士早生」という品種のキャベツ。収穫期は5月頃とのこと。

どうなることやら。

まずは1月・2月の雪

2月28日

大雪に見舞われたこの冬、不織布のトンネルはボロボロになりました。

雪解けを待ちトンネル片付けようとした矢先、やってきたのはお腹を空かせた小鳥さんたち!

不織布が破れたところだけモシャモシャと食べて行きました。片付け却下!

 

そして4月に入りました。

小鳥さんたちの来訪もなくなり、トンネルも片付け。

既にとう立ちし始めているものもありましたが、ほとんどは見事に結球してくれました。

5月5日

見事!

某スーパーに並ぶキャベツを見ながら「うちの子の方が絶対可愛い!」とガッツポーズ。

あ、ちなみにメチャクチャ美味しかったですよ。はい。

さあ、ゴールまでもう一息!

キャベツの花

7月10日

8月18日

やはりちょうど1年かけたキャベツの旅でした。

 

 で、結局虫さんは?

キャベツと言えばアオムシ(モンシロチョウの幼虫)

モンシロチョウ、4月頃ブンブン飛んでました。

「コンパニオンプランツ?何それ?」的な感じで、レタスを飛び越えてキャベツを渡り歩いてました。

よ~く見てると、1匹が1分に1個くらいのペースで卵産みつけてました。

モンシロチョウの卵

でもアオムシは全然見かけませんでした。

きっと農薬も肥料も除草剤も使わない自然栽培だからこそ、「害虫」「益虫」「雑草」等、人間が勝手に決めた枠にとらわれずに、みんな一生懸命自分らしく生きているだけのことなのではないでしょうか。

もともと自然の中の色んな虫や草は『コンパニオン=連れ』なのかも知れませんね。

私たち人間も含めて…。

 

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