ハッピー!農ルデンウィーク!
色んな所で、色んな人が、色んなお仕事されてます。
旅行シーズンだからこそ稼ぎ時の方もいらっしゃれば、暦と関係なく仕事をする方々。
10連休のゴールデンウィーク、ご家族や友人同士での旅行等に出掛けてる方も沢山いらっしゃるかと思います。
どうかどうか安全第一、無事故で素敵な思い出になり、普段お疲れの心身共にリフレッシュされますように。
百姓ひろばも農ルデンウィーク真っ最中!
最初の計画からだいぶ遅れてきてますが、メインの畑の整備を着々と進めてます。
フサフサに育ってくれた草を刈り、可能な限り畑の外に出す作業がやっと完了しました。
3日間ひたすら草刈り機を肩からぶら下げていたため、肩がバッキバキ。
そしてこの草、この後入るトラクターでなるべく土の中にすき込まないようにする為、可能な限り撤去します。
「えっ?すき込んだ方がいいんじゃないの?」
そうですよね、地元農家さんもそのように言っておられました。
考えてみると山でも野原でも、緑色がそのまま土の中に入ることはまずないですよね。
必ず地表で枯れて、少しずつ腐植して土へと帰って行きます。
枯れればよいというわけでもなく、ちゃんと土が出来るプロセスに則るかどうかが大切なんですね。
分解されていない有機物「未分解有機物」の侵入は、土にしてみたら「異常事態」
この異常事態に対応するために編成され、緊急招集されたレスキュー隊こそが虫や細菌類なのですが、人間の目からみると害虫や病気の大発生。ただの被害。
いわゆる「間違った有機農法」の典型がこれです。
有機JASでは、いくつもの農薬が許可されているのも当然だと思います。
余談の昔話になりますが、よく外で遊んだ子供の頃、危険なニオイがプンプンするデンジャラスゾーン「ザ・KOEDAME」に恐怖していたものです。
あれも、有機物を発酵・分解させてから肥料にするという昔の人の知恵です。
クサイほどいい肥料?冗談でしょ!クサイのは未分解の証拠です!
そりゃもちろん全部というわけにはいきませんが、可能な限り頑張った結果はゼロよりマシなはず。
「肥しもやらんのに、草まで全部どかしよって…」
ご安心下さい。
植物の本体は「根っこ」です。
僕が撤去したのは「目に見える上の部分」だけです。
撤去した草、何年後かにうまく育苗用の土になってくれないかなぁという希望を込めて、一カ所に積んでおきます。
とにかく草が愛おしくてたまりません。
苗も昨年より元気にスクスク成長中。
日々その成長を見守っていると、何か語り掛けてきているような気がしてきます。
そっと耳を傾けてみると…「さっさと畑整備してくれよ!」
はい、ごめんなさい。頑張ります。
いよいよトラクターで整地に入ります!