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真黒茄子(しんくろなす)

 
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品種情報

(情報元)野口種苗研究所

特徴
ナスはインド原産。奈良時代に日本渡来。中長果の「真黒ナス」は、埼玉県草加地方で発達した。F1種の父親として使われることが多い。漬けて良し。煮て良し。焼いて良し。真黒ナスは万能型のナス。東京という大消費地で支持されていたため、以後のF1ナスがみなこの形になった。F1品種に比べ、皮柔らかく、重量感あり、風味に富んでいる。

ナス科ナス属

収穫期 夏から秋。
播種期 温床育苗では2月から。直播きの場合は5月以後。
発芽適温 20〜30℃(要変温)
生育適温 最低10℃以上
播種法 日中30℃前後、夜間20℃前後の温度変化を必要とする。
覆土 タネが隠れ発芽までの2週間湿度がとれるように。
種子寿命 長命種子の代表である。(5年以上)
休眠 休眠期は無い。
種子保存法 1日日に干し、1週間陰干し乾燥後、低温低湿度で保存。
栽培法
無肥料栽培すると、根が地中に深く張ってから地上部が育つので、見えている部分の初期生育は非常に遅い。育ち始めると高温乾燥期を除き、秋遅くまでたくましく成り続ける。(高温乾燥期は敷き藁や灌水で水分を補うと良い)無肥料だと虫がほとんど付かず、元来肥料障害である連作も可能となる。
採種法
ナスは自家受粉性なのでほとんど交雑しない。(たまに虫媒により交雑する)初期の種果を褐色になるまで枝につけ、収穫後日陰で追熟。柔らかくなったら潰して水洗し日に干す。

さあ、やってみよう!

5月には定植したいので遅くても3月下旬には種蒔きしますが、まだまだ肌寒い時期。

そのままではなかなか発芽もしないので、育苗用の温室が必須となります。

セルトレイに種蒔き

温床の園芸マットで発芽させます

発芽後ポットに鉢上げしたらミニ温室へ引っ越し。

成長しながら畑への定植を待ちます。

自作のミニ温室

定植直前の苗さんたち

いつも畑作りに時間を追われますが、5月中には他の野菜も一緒に定植ラッシュ!

定植後すぐの苗は弱いので、保温と風除けを兼ねて行灯(あんどん)を設置。

「コ」の字に加工した番線とラップを使った、石野オリジナル「ラップ行灯」は効果絶大!

お待たせしました

行灯(あんどん)で保温・風除け

ラップの高さまで成長したら、行灯を撤去して支柱上げ。

同時に目印の棒を全ての株に挿していきます。

これは「一番花の摘花」のマーク。摘花したら抜いていきます。

行灯を撤去して支柱上げ

一番花を摘花して目印棒を抜きます

可愛いミニナス

成長しながらどんどん着果

美味しいナスがどんどん採れますが、その間に、元気そうな株をいくつか種採り用の母本に選んでおきます。

完熟した選抜果

水の中でタネを揉みだします

ゴミを選り分けて天日で乾燥

日陰でしばらく乾燥させます

キレイな種が沢山採れました。

2022年は初めて草マルチで挑戦して惨敗したりとまだまだ試行錯誤の日々ですが、楽しみながら挑戦を続けます。

 

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