ロープワーク
何かと役立つロープワーク
所要時間:約1時間
適当に頑丈に結ぶだけなら、誰でも何とでもできるもの。しかし問題は片付ける時。
「これ結んだの誰だ!?」「しょうがないから切れ!」こんな経験ありませんか?
ロープ一本渡されて「結んどいて」「張っといて」そんな時に便利なロープワークを実践で学べます。
内容
6㎜と4㎜のロープを使用した基本的なロープワーク。
●シベリアンヒッチ(引き解け結び)…ロープ始点
対象物を締める特徴があり、縦の支柱に止める場合や、複数の対象物をまとめる場合に便利な結び方。
解く時に便利な引き解けは、他の様々なロープワークに応用できます。
●ボーラインノット(もやい結び)…ロープ始点
キングオブノットと言われ、決めた輪の大きさが変わらない・先に輪を作っておけるという特徴があります。
船を繋留する=「もやう」が語源。
●トートラインヒッチ(自在結び)…ロープ終点
締める方向に調整できる便利な結び方。自在金具と同じ効果があります。
以上と併せ、絡まないロープのまとめ方を、20m用と10m用の二種類ご紹介いたします。
お時間が許せるようであれば、追加でご紹介いたします。
●バタフライノット(中間者結び)…ロープ中間
ロープの中間に、固定された輪をつくる結び方。
●トラッカーズヒッチ
バタフライノットと併せて滑車の原理を利用したロープの張り方です。
●ダブルハーネスベント
後で解くことを大前提にしながらも、頑丈にロープとロープを繋ぎます。
用語豆知識
・ヒッチ…対象物と併せて機能する
・ノット…ロープ単体で機能する
・ベント…ロープとロープを繋ぐ