緑色の楽園 ~畑の様子~
キュウリの中で最も美味しいと言われる「神田四葉胡瓜」
本葉4枚目の頃から雌花を付けることから「四葉(スーヨー)」と名付けられるだけあって、早くも小さな実をつけ始めました。
行灯開放と支柱上げ
苗の定植から約一ヵ月。
強風や低温から小さな苗を守る為に設置したラップ行灯(あんどん)でしたが、今年の5月は全国的にホント異常な暑さでしたね。
苗達も「この暑いのに保温かよ!」という感じでバテ気味。
いくつか焼けてしまい、生育にかなりのバラつきが出てしまっております。
それでも力強く生き残り、成長する姿に感動しながら、行灯を開放し、支柱上げを完了しました。
昨年、強風で根元から折れてしまい手間のかかった竹の支柱。
今年から全部、頑丈なイボ竹を使うことにしました。
更に今年は新兵器を導入!
210㎝のイボ竹は僕の身長では手強いのです…。
畝に乗ってつま先立ちしても辛い作業が、これで楽になりました。
更に昨年の経験値。
トマトやナスも支柱一本での垂直仕立て栽培にしているのですが、キュウリは重さで落ちてくるので、2カ所ずり落ち防止をしてみました。
どうなることやら。
ネキリムシの被害
周囲の方の話でも、今年はネキリムシの被害がかなり多いようです。
気候の影響なんでしょうか…。
193カ所に種蒔きし、ほぼ100%発芽に成功して喜んでいたオクラでしたが、現在の生き残りは48カ所。
なんと25%以下にまで減ってしまいました。
ピーマンも25%、ナスは50%の生き残りとなりましたが、トマトは数株の被害で済みました。
本来ネキリムシは、ある程度大きくなった株には手出ししないのですが、今年は大きな株まで被害があるのが特徴。
仕方がないでは済まされません。
なんとかモスラ対策をしなければ…。
緑色の楽園
これは、今年新たにお借りした畑。
しっかりと管理が行き届いているように見えますが、実は全くの正反対。
毎年、誰もが草刈りに追われるようなこの時期に、全く手を加えていないにもかかわらず砂漠のようなこの風景。
ある程度予想はしてましたが、まさかここまでとは…。
一方メインの畑では、作物の生育と併せて、草の勢いも増してきました。
緑色がとても綺麗で、とても生命力を感じます!
しか~し今度は逆に、しっかり管理してあげないと草の勢いに飲まれてしまいます。
丁寧に落花生の株を避けながら手で草をむしります…が。
こりゃいかん!手が痛い!時間かかり過ぎ!
しかも花が咲いて落ちるのはまだまだ先のこと。
来年は花が咲くまで黒マルチで対策してみます。
スイカは、枝を広げずに一直線に伸ばすという「道法スタイル」
ギリギリまで周囲の草の成長を待ち、一気に草刈り!
その後、左右交互に枝を振って生育モードに入ります。
刈った草が敷きワラの代わりになり、この後伸びてくる草が日除けになってくれるはず…。
元気に育つ野菜達と、多種多様な草。
百姓ひろばは緑色の楽園となっております。